Wifiスピードが上がればインターネット接続はさらに快適に


日々の生活の中で、スマホやパソコンでインターネットを使うことは当たり前になりました。高速通信が可能なWifiは、快適なインターネット環境の強い味方です。しかし、時にそのスピードが遅くなることがあります。その理由や対処方法について調べました。

①ケーブル不要でネットにつながるWifiとは
インターネットを接続する際、LANケーブルを用いて機器同士をつなげる必要がありました。しかし、Wifiを使えば、ケーブルを利用せずに無線の状態で通信機器を接続することが可能です。これにより、ケーブルの届かない場所での通信や、同時にいくつもの機器をインターネットに接続することができるようになります。Wifiを使うためには、ルーターと呼ばれる中継機器を用意することと、使用したい通信機器がWifi接続に対応しているのかを確認することが必要です。ルーターは電器店などですぐ購入でき、設定工事など不要で、比較的簡単な設定だけですぐにWifi接続に切り替えることができますよ。

②Wifiスピードを決めるもの
Wifi接続は、スマホの接続で用いられるLTEや3Gなどの通信網よりも高速通信が可能です。しかし、ルーターの設置環境などによりWifiの接続スピードが遅いとクレームを受ける場合あります。Wifiのスピードは、インターネット回線の速度・ルーターの容量・設置場所により決まります。そもそものインターネット回線の速度が遅い場合、Wifiの能力を最大限に発揮することはできません。逆に早いインターネット回線を使用していても容量の小さなルーターでは対処できずWifiスピードが弱まります。さらにルーターの設置場所にも注意が必要です。電磁波を多く出す電子レンジやBluetoothスピーカーなどの近くに設置してあると、互いに電波が干渉し合い能力を発揮することができなくなります。他に接続機器ではなくWifiを使っている端末機器で負荷がかかっている場合、接続が遅くなることがあります。

③Wifiスピードの改善方法
それでは、Wifiスピードはどのように対処すれば遅いというクレームを回避できるのでしょうか。まずはルーターの設置場所を見直してみましょう。電波の干渉が少ない場所に置くことはもちろんですが、部屋の中央や高い場所に設置することも効果的です。インターネット回線は光回線が最も早いので、光ではない場合は、契約の変更を検討するのも良いですね。光回線で容量の小さなルーターでは速さを殺してしまっているので、大きな容量のものに取り替える、もしくは中継機を置いてみるのも良いでしょう。ルーターの容量には同時接続できる人数の目安が設けられています。より多くの人数で使用することが見込まれる場合は、できるだけ高性能なルーターを選ぶことをおすすめします。

④セキュリティ対策も忘れずに
Wifiスピードが早いということは、電波が強く発せられていることになります。すると戸外から誰でもタダでインターネット接続が可能になってしまいます。そうした事態を避けるためにも、接続時にはパスワードを要求するWifiを選びましょう。

まとめ
Wifiとは、LANケーブルを使用せず無線状態でインターネット回線に接続できる方式のことを指します。高速通信が可能で、ストレスのないインターネット回線接続に一役買っています。ルーターを購入し設定することで簡単にWifi接続が可能になります。ルーターの設置状況によってはWifiスピードが遅くなる場合があるので、インターネット回線の速度や同時使用する最大人数などを確認の上、ルーターの容量を決めましょう。